若林忠宏 / 民族音楽大博物館 6 – 10 (5CD)

KEEP インド、ネパール、南アジアの音楽/CD5枚組
KEEP インド、ネパール、南アジアの音楽/CD5枚組
by G-Tools
Artist Information
Web Site 若林忠宏 Wiki


このCDはインド、ネパールなど南アジアの民族音楽を
若林忠宏さんが演奏したもので
5枚のCDそれぞれ地域に分けて収録されています

民族音楽大博物館というシリーズ物の
6番から10番を「インド、ネパール 南アジアの音楽」という括りにして
紙スリーブで包んでボックスセットにしたもの

CD1 バングラデシの音楽と楽器
CD2 インド 古典音楽と楽器
CD3 パキスタンの音楽と楽器
CD4 ネパールの音楽と楽器
CD5 ヒマラヤの音楽と楽器

全60曲


インド古典シタール&タブラ


私が想像していたものは
本物が収録されているCDだったので
そういう意味では期待はずれ(内容を把握しないで買える価格)でしたが
一旦フィルターを入れた上で聞く民族音楽という意味では
本物のそれとは違って面白いのかもしれません

ざっくり聞いた感じ
録音が綺麗で音質はいいです
民族楽器はもちろんアナログ楽器ですから
録音するときにはそれぞれの楽器のことがわかっていなければいけません
このCDボックスでは少なくても5カ国
楽器の種類はどれだけの数になるのでしょうか?

そうやって考えていくと
これだけきれいな状態で録音できているのは
なかなか貴重なのではないでしょうか
とてもいい資料になると思います

BGMとしては厳しいと思いますが
何かに集中している時に
無意識に音楽のようなものが流れているとしたら
こういうものなのではないでしょうか

なにかトリップ感のある音色やループが多いです

帯には「リラグゼーション」として最適と
表記がありますが
結構耳ざわりな音色もあるので
これをリラグゼーションに使える人は
この音楽に関心がないか全く嫌いなのではないでしょうか?

トリップ、高揚感、ハイな気分
音楽によるプチドラッグ感覚のような

要するにリラックス出来ないのであります

私も含めて
民族音楽の入門編としては面白い音源だと思いました


Leave a Reply