不遇な肉眼 NAKED EYES

今日のiTunes 読み込みアルバム
ネイキッドアイズのベスト盤3枚

今日は「everything and more」というベスト盤が出た事による
アルバムの再生とレアー音源はどれなのか探ってみた
ネイキッドアイズHP
ネイキッドアイズはアルバムは2枚しか発売していない。解散後、ボーカルの人がネイキッドアイズ名義でアルバムやDVDを出しているが、キーボードの人は他界してしまい、本来の意味合いは薄い。このバンドが他のバンドと違っていたところは、プロデュースがニューミュージックのトニーマンスフィールドであったこと。それ以外は、普通のきれいなメロディーときれいな声のポップデュオであり、別段日本人の私が聞き入る必要も無い音楽であっただろう。
トニーが手がけたミュージシャンは多数存在するが、その中でも稀にみる良質のテクノポップが、偶然の産物的に生まれだした。それが「ネイキッドアイズ」だったのだろう。

The Best of Naked Eyes
The Best of Naked EyesNaked Eyes

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こちらの貴重な曲は、CDボーナス曲である13曲目の「COULD BE」だ。この曲は、他のどのベスト盤にも入っておらず、アルバム「NAKED EYES」を完成させる為には、どうしても必要なのである。アナログレコードでは、A面の最後の曲という絶対に外せないポジションの曲が「COULD BE」なのだ!この1曲の為だけにこのベスト盤が存在する事を確認した。

Promises, Promises: The Very Best of Naked Eyes
Promises, Promises: The Very Best of Naked EyesNaked Eyes

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こちらは20曲入りで、ほとんどの曲を網羅してはいるが、実は私の気のせいかも知れないが、「The Best of Naked Eyes」の方が音が良い気がして(まぁほぼ直感なのと、1曲の時間表示が長いのが多かったので)、こちらはほとんどゴミ箱へ移動となった。そうやって削除していって残ったのが、「プロミセス・プロミセス」(UKバージョン)である。これはどのベスト盤にも入っておらず、この1曲の為だけにこのベスト盤が存在する事を確認した。

Everything and More
Everything and MoreNaked Eyes

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こちらは今までに出ていたベスト盤にダブらない選曲になっており、絶対に押さえておかないといけないアルバムです。2枚目のアルバムである「Fuel For The Fire」(日本ではイン・ザ・ネーム・オブ・ラブ)の1曲目がなんと、このベスト盤にしか入っていません。その他「Once Is Enough」という曲もこれにしか入っていません。完璧なニューミュージック寄りのアレンジが冴える名曲です。
総括
結局、全てのベスト盤を持ってないと、2枚のオリジナルアルバムは再現出来ないようです。これなら普通にアルバム単位で再発すれば良いのにと誰もが思う事でしょう。それが出来ずに、時代の狭間に取り残されてしまった感のあるネイキッドアイズの不遇さが、悲しすぎます。「everything and more」を出すしか方法がなかった関係者の方々の苦悩が伝わってくるようです。

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