V.A. / Virgin 21 Now & Then (1994)

Virgin21
Virgin21オムニバス ブライアン・フェリー ゲイリー・クラーク ライト・セッド・フレッド シャギー メロディーMC ジェリーフィッシュ スマッシング・パンプキンズ ジェネシス カーリーン・アンダーソン UB40

by G-Tools
Artist Information
Web Site Various / Virgin 21 – In The Air Tonight Discogs


1994年のヴァージン・レコードのコンピレーション
2枚組になっていてNow編では1994年近辺のヒット曲
Then編では1994年から過去20年に渡るベスト選曲
ブックレットにはカラーで各アーティストのアルバム紹介や
複数人による日本語解説もありボリュームはたっぷり
(全部読まないけど 山田“My”道成も書いてるし)

1994年といえばテクノ君にとっては暗黒時代

そんな中で頑張っていたヴァージン・レコード
Now編では名前を見てもわからないけど曲を聞けば知っている
そんな暗黒時代のヒット曲が収録されていますが
今聞いてみると可もなく不可もなくで
ポップソングってこんなモノだなと思うわけでした

こちらのディスクで特に気になったのは Meat loafさん
まさに暗黒時代炸裂です

Meat Loaf – I’d Do Anything For Love (But I Won’t Do That)

私の最も苦手とする分野の曲ですね すべてが素晴らしく苦痛です
ちょっとだけニュアンスを変えると後期ウルトラヴォックスにも聞こえなくもないんですが
この微妙な違いが逆に苦手意識を増大させます


Then編では過去20年のヴァージン・レコードベストになっています
こちらはお馴染みの名曲が並んでいます
アーティストの傾向に偏りがないというか
いろんなタイプのアーティストが在籍していたんだなと感じる所ですね

こちらのディスクで気になったのは
マイク・オールドフィールドさんのチューブラベルズ(Single Edit Version)ですね
元々この曲はレコードの1面を全て消費する程の長い曲なんですが
それをシングル・カット用に編集したバージョンのようで
あの「エクソシスト」のテーマと言えば皆さんご存知ではないでしょうか?
編集はコード進行の展開部に入る辺りでフェードアウトになっております
ただただ不気味な曲だという誤解を受けそうなバージョンであります

Tubular Bells チューブラベルズ(Single Edit Version)


本物は25分くらいある大作です

Tubular Bells, Part 1  ホントのバージョン

後半は訳がわからないくらい展開していきます
しかもこれパート1ですからレコードをひっくり返してまだ続くわけですけどね
プログレッシブ・ロックとはこういうものですね

オムニバスのこういったアルバムは
中古で安く売ってたりするのでいいですね
中に収録されている曲が質が悪いかというとそんな事もなく
CD音源ですからね 音も良いわけです
(当たり前か)

何も求めないでこういう音楽を聞くのも楽しいです



Leave a Reply